山で見つけた変わった虫達
山にウォーキングに行ったら、駐車場の柵にナナフシがいました。
前足をまっすぐ伸ばして枝になりきってます。
正式名称はナナフシモドキ。
なぜ偽物ではないのにモドキなのかというと、
漢字の七節が「沢山の枝」という意味みたいで、
「沢山ある枝に似せている虫」ということでナナフシモドキと呼ぶみたいです。
こうやって枝に乗せてあげると…
どこにいるのかわかりにくいです。
ここにいました。上手に擬態しています。
体を揺らして、風に揺れる枝になりきっている姿が可愛かったです。
山道を下っていくと、蜂?ガガンボ?のような黄色い小さな虫が飛んでいました。
捕まえてみると、鳥のクチバシのような長い口、上を向いたおしり…
シリアゲムシでした。
シリアゲムシはサソリの毒針のような尻尾を持つ個体が多く存在します。
その奇妙な見た目から、昆虫界のキメラとも。
英語ではスコーピオンフライと呼ばれています。
この個体は尻尾がまっすぐなのでメスのようです。
今日は都会ではあまり見れない虫を見ることができてよかったです。